たれ半

2017年6月3日

焼きうどん特集、2週目です。引き続いてのカレー焼きうどんから居酒屋系のお店をご案内。


千代田区の麹町にたれ半という手打ちの讃岐うどんを売りにした居酒屋がある。ここではランチで日替わりの焼きうどんが楽しめるとか。うどんを売りにした店で焼きうどんてのは実はちょっと珍しい。機会を見つけて寄ってみた。

麹町 たれ半

8月下旬の平日、お昼前に訪問。この界隈は日本テレビがかつて本社を構えたため、近所には今もメディア関連の企業が残っている。またポルトガルやアイルランド、イスラエルなど各国の大使館も点在する独特の地域だ。

たれ半 店内の様子

たれ半の店舗は雑居ビルの一階にある。店内はちょっと暗めで、客席はテーブル6卓、カウンター2席。中二階もある。

日替わりの焼きうどんランチ

さてメニュー。目的の日替わり焼きうどんランチは店頭の看板にデデーンと掲示されていた。焼きうどんに小鉢やご飯がついて700円。この日、水曜は激辛カレーとのことでそいつを注文。他の席では店名を冠したたれ丼セットが人気のようだった。

しばらくして大きなお盆が配膳された。ここのカレー焼きうどんはルーを絡めるのではなく、カレー味で炒めるスタイルのようだ。お盆に比べて器が小さく感じる。空隙がちと寂しい。

日替わり焼きうどんランチ 700円

麺は手打ちの極太うどん。具はキャベツ・人参・天カスとシンプルに。激辛というほど辛くは無いが、ターメリックか、スパイスが良い感じで香る。うどんは前日の余りとかを使っているのかな。期待していたほどのエッジや腰はないが、さすが専門店なので美味しい麺だ。

水曜は激辛カレー焼きうどん

ご飯は軽め。付け合せの小鉢は嬉しいがカレーコロッケなのは偶々だろうか。炭水化物とカレー味の波状攻撃はちとツライ。絹ごしの冷奴は特筆すべき点なし。いりこだしのワカメスープは美味しかった。このスープなら冷や掛けのうどんも良さそうだ。

正午を過ぎたらどっと人がやってきた。勝手な思い込みかも知れないが、何となく千代田区は役所的な文化が根付いてて、フライングで昼休みに入る職場が少なそうなイメージがある。そそくさとお会計して退出。他の曜日の焼きうどんにも興味あるけど、次はたれ丼セットかなー。

讃岐庵 たれ半

店舗情報TEL:03-3263-1168
住所:東京都千代田区一番町10 ウエストビル 1F
営業時間:11:30~14:30 17:30~23:00
定休日:土・日・祝日
主なメニュー日替わり焼きうどんランチ 700円