尚ちゃんラーメン

2017年1月2日

これが今年最後の記事となります。第四次焼きそばブームと呼ばれた2016年ですが、特に振り返ることもせず……すんません、基本的に怠惰な人間なのです(笑)。それでは皆様、良いお年をー!


12月某日。東京餃子通信の塚田さんからお誘いいただき、餃子界隈、略して餃界の方々と4人で中野近辺を飲み歩きした。その一軒目に寄ったのがこちら、中野区本町にある尚ちゃんラーメンだ。

中野区本町 尚ちゃんラーメン

事前の情報によると、定食のボリュームに定評があるだけでなく、芸能人も多く来店する店らしい。特に料理芸人として知られるツインクルのクック井上。さんが、ここの餃子を一押ししており、餃界的には注目の店なのだそうだ。

黄色い看板は町中華の目印

訪れたのは平日の19時半過ぎ。地下鉄丸の内線の新中野駅で塚田さんと待ちあわせ、徒歩で中野通りを南下する。町中華の目印、黄色い看板を見つけて早速入店。参加者の残りのお二人は既に中で待っていた。普段はもっと混んでいるらしいのだが、たまたま運よく4人掛けテーブルに着席できた。

尚ちゃんラーメン メニュー

メニューは麺類と定食が中心だ。餃子は焼きとスープが、焼きそばは醤油味と五目、五目硬焼きがある。どれも手ごろな値段である。ちなみに定食のボリュームは凄まじいらしく、注文する際は注意した方が良いそうだ。

瓶ビール(450円)

まずはビールで乾杯。瓶ビール(450円)はサッポロラガーと黒ラベルがあり、今回は黒ラベルをいただいた。乾燥した空気で喉が渇いていたので、いつもに増して美味しく感じる。

餃子(6個・400円) x 2人前

先に注文済みの餃子(6個・400円)は、2人前が一皿にドーンと盛られて運ばれてきた。食欲をそそる焼き色だ。さっそくパクリ。旨い。適度な脂っこさと餡の塩梅がちょうどよい。

皮の包み方や餡の材料など、私も気にするようになってきた

餃界の3人は皮の厚さや包み方、焼き上げの程度、餡の材料などを分析している。その辺りを考慮して、タレの配合を好みで調整するらしい。なるほど、勉強になるなあ。実は私も最近、餃子のあれこれを気にするようになってしまった。塚田さんの影響が大きい。恐るべし、餃子王。

やきそば(醤油味) 750円

続いて焼きそば(醤油味・750円)。麺は中細。恐らくラーメンと同じ麺を茹で上げたもので、割と柔らか目だ。具は豚肉、キャベツ、モヤシ、玉葱、人参、木耳、ニラ。具沢山でなかなか食べ応えがある。

野菜炒め+麺の王道中華焼きそば

味付けはメニューに書いてある通りの醤油味。そこに黒胡椒が効かせてある。野菜の水分でウェットな仕上がりだ。野菜炒めに麺が入っているタイプで、町中華の王道スタイルと言えよう。ビールが進む。たぶんご飯にも合いそう。

塚田さん含め、みなさん食にとても詳しい方々ばかりで、餃子や焼きそば以外の話もめっちゃ面白かった。この後、中野駅方面に移動して、「手延べ餃子BAR Wing Village」「やきそば処 小出屋(最近、テイクアウト店に立ち飲みスペースができた!)」「バー ブリック(BRICK)」と梯子酒。終電ギリギリまで楽しんで、最後はすっかりベロベロになった。

いやー、専門知識の深い方々の話は本当に面白いなー。塚田さん、ご一緒してくださった皆さん、ありがとー!!

尚チャンラーメン

店舗情報TEL: 03-3384-0729
住所: 東京都中野区本町5-33-15
営業時間: 11:30~22:00
定休日: 月曜
主なメニューやきそば(醤油味) 750円
五目やきそば 850円
五目硬やきそば 800円

餃子(6個) 400円
スープ餃子(5個) 550円